【SDGs】地産地消のメリットとデメリット。地域活性化への第一歩を検証!

土付き人参 郊外でLOHAS
うぐいす君
うぐいす君

地産地消について考えてみました!

ふくろう先生
ふくろう先生

うぐいす君。君はいろいろと勉強しているんですね!

地産地消と言う言葉を聞いたことがありますか?近年では飲食店や旅館、ホテル。またスーパーマーケットでも地産地消コーナーはありますし、道の駅や地域には特産物販売箇所も多数あります。

地産地消とは

雄大な畑

地域生産とは、地元で生産されたものを地元で消費するという意味を指します。地域で生産された様々な生産物や農産物、水産物をその地域で消費する事です。

現代は物流の発展により全国、世界から様々な品物が私たちの手元に届いてきます。海外の物を日本で手に入るのはとても素晴らしいことはありませんか?スーパーマーケットの食材を見てみると日本で作られている食材と海外から届いた食材が数万品が並べられています。

ご家庭での料理ラインナップの幅は広がり、毎日同じものを食べる習慣と言うものは無くなったのではないでしょうか?日本のような島国では作れないような農作物が手に入り、レシピはインターネットで調べることが出来ます。外食をせずとも世界各国の料理をご自宅で楽しむことが出来ますね。

近年、注目されているのが地産地消の考えです。地産地消のメリットとデメリットはどういったものなんのでしょうか?

地産地消のメリット

海辺で漁業

消費者
・身近な場所から手に入るので新鮮で安価なこと。
・生産状況など、生産場所や生産者が確認できる。
・食と農について親近感が得ることが出来る。伝統的な食文化の理解も深まる。
・環境にやさしい。

生産者
・消費者の顔が見える為、よりニッチなニーズに答えることが可能。
・流通経路が削減されることにより生産者利益が向上する。
・生産者が直接販売することにより少量、加工、調理品、規格外品が収益化できる。
・対面販売の場合は顧客獲得が可能。

生産と消費をつなぐ人達
・スーパーマーケットに地元農産物を販売することにより消費者のモチベーションが上がる。
・料理店や旅館は地元食材を使う事で観光客へのアピールが可能。
・市町村役場は学校給食などで利用することで生徒の食育推進につながる。
・食品製造業者には地元食材を作ることにより地域活性化と流通経費等を下げることが出来る。

それぞれの意見を見てみるとわかる事は、少量生産で新鮮な物が手に入り、珍しい食材も安価で手に入る。地域への経済的貢献や地元への愛情を育むことが出来る。

地産地消のデメリット


大量生産に向いていないので安定供給が難しい。
大量流通をシステム化していないので流通コストアップにつながる可能性がある。
地産地消=売れると安易に考えがち。
必要全ての作物を地産地消で集めることが難しい。

地産地消の考え方は極論的には農家からの直接買い付けです。日本のような小さい国土ではすべての農家を合わせても生産量に限界があり、日本中の食卓を網羅することに限界があります。一つの農家がたくさんの種類の農作物を大量に作る事は難しく、個々の農家生産量は少量になってしまいます。

大手企業が求める安定された生産量と規格に合わせた安定された品質、仕入れコストの削減など考えると海外輸入に頼らざるを得ません。地産地消と言う価値と比べてしまうと安定供給のメリットの方が魅力的です。

また、地産地消とはいえ明確なネームバリューが無いと商品価値としても弱いこともあげられます。日本は世界に比べると有機栽培への取り組みが遅れている為、有機栽培の認識が薄い傾向もみられます。

うぐいす君
うぐいす君

有名農家で無農薬な野菜が新鮮な状態で販売されていると購入意欲につながりますね!

ふくろう先生
ふくろう先生

逆に、無名農家で作り方もわからず商品説明もない場合は普通のスーパーの野菜を選ぶと思いますよ。

地産地消だけでは販売促進にならない

LOSS

日本中のどこにでもまだまだ知られていない素晴らしい品がたくさん眠っています。

その中でも、農作物がいくら優れていても手元にあるだけでは宝の持ち腐れになってしまいますよね。農作物には鮮度があります。だからこそ流通が難しいのです。地産地消には使用者努力も必要ですが生産者努力も欠かせません。

うぐいす君
うぐいす君

とてもいい品だけど、認知度を上げる方法がわからない!

そういった悩みはいつでもどの業種でも当たり前のようにある事です。

地産地消を活かしたマーケティング

タブレットを持つ人

いくら素晴らしい農作物を無農薬で作っても消費者に伝わらなければ他と何も変わらないですよね。

逆に言うと、いつもそこにある普通の農作物を手軽に買えるのであればそれでいいと思いませんか?

うぐいす君
うぐいす君

いくら良くてもいつでも買えなかったら別の物でいいです。

良い農作物と理解した使用者が購入。ご家庭や企業がブランディングされた素材を製品に変えます。マーケティングを行い、素材の価値を最大限にアピールする事が必要です。

生産者

  • 栽培方法や地域特産、サクセスストーリーを作りましょう。
  • 独自商品を作りましょう。
  • 使用者により理解してもらうための熱意を持ちましょう。

使用者

  • ブランディングを活かしたマーケティングを行いましょう。
  • 消費者が喜ぶストーリーを作りましょう。

消費者

  • 生産者の思い、使用者の思いを理解してみましょう。

うぐいす君
うぐいす君

具体的にはどういった意味ですか?

ふくろう先生
ふくろう先生

では、玉ねぎを例にしてみましょう。

輸入の玉ねぎ、北海道産玉ねぎ、淡路島産の玉ねぎ。この三種類はすべて玉ねぎですが、価格は同じではありません。なぜでしょうか?

日本が輸入している玉ねぎの輸入量No1は中国、約21万トンです。国産では北海道が生産量No1、約71万トン、兵庫県の生産量は約9万トン、その内淡路島産はもう少し少なくなります。

地産地消から言うと、淡路島の玉ねぎと言うブランドが一番価値があり、国産の北海道産、輸入の中国産と言うブランディングが出来ます。これは生産量や土地の小ささ、作物のサクセスストーリーなど含めたブランディングを行った結果です。

ふくろう先生
ふくろう先生

生産場所によって味や出来に違いはありますが、玉ねぎには違いないという事です。

物を売るにはブランディングが必須です。つまり、まず生産者がブランディングを行う事から始まるという事です。

有名な星付きレストランのシェフが良い素材を探して見つけた「当レストランシェフが契約農家の○○さんが作った玉ねぎを実際に見て厳選した無農薬で作られた玉ねぎを使った一品」なんて言われたら気になるでしょう。

キーワードとしては、星付きレストラン、契約農家、○○さんが作った、実際に見た、厳選、無農薬、シェフ渾身の一皿。これがブランディングの要素ですね。

玉ねぎがここまで変化するのがブランディングのイメージ力。生産者が出来るのは玉ねぎを作る事とブランディング、マーケティングです。

渾身スープだったとしても、100円~1000円以上の価格差を出すことが出来ます。

ふくろう先生
ふくろう先生

一生懸命作った玉ねぎにサクセスストーリーを乗せて売り込む。

ふくろう先生
ふくろう先生

レトルト玉ねぎスープが100円なら、シェフ渾身スープ1600円ってお店もあるでしょうね・・・。

ふくろう先生
ふくろう先生

玉ねぎスープ。というジャンルならすべて同じなんですけどね。

産地や作り方、時期によって玉ねぎの味は変わります。理解したうえでブランディングをする。それが地産地消でも大切な要素になります。

ブランディングを活用した地産地消と地域の活性化

マーケティング

生産量が少ないというだけで価値は生まれ、そして新鮮で販売ルートも明確、安心して消費できる生産物は需要があります。

安定供給はできないデメリットは、希少価値としてはアピールすることで非常にメリットはあるでしょう。

現代では配送技術の発展とインターネットの活用で生産者が直接販売できる環境も簡単に整います。農協や道の駅に持ち込まなくても直接ご自宅で販売が出来る時代です。

地産地消はいまや全国どこでも取り扱えることのできる方法です。地産地消ビジネスのさらなる発展はもうすぐそばまで来ているのかもしれませんね。

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